私は童話やおとぎ話が大好きでした。

 

シンデレラも白雪姫も、一寸法師も、そしてウルトラマンもドラゴンクエストも…

多くの「ストーリー」は、「苦労した甲斐があって幸せになる」というものです。

 

 

小さい頃から私たちは、

「頑張りなさい。努力することで成功するのよ」

と、物語や大人たちから教わります。

 

これらのストーリーにはいくつかの前提があります。

 

 

「努力しなければ、成功しない(ダメ)」ということ。

それは「私たちは欠けている(不足している)」ということでもあります。

 

 

また「苦労の先に幸せがある」ということ。

「苦労すればするほど、成果がある」というニュアンスもありますね。

 

 

他に「敵がいる」ということ。

敵が居て、正義である自分が居るという物語が多いですね。

 

 

そういうストーリーがしみ込んでいるので、

知らず知らずにドラマティックな筋書きを、

たくさんの敵の中で奮闘する自分を描き、

そして様々な出来事をそれに沿った解釈をしていることが多いのではないでしょうか。

 

 

「ダメな自分」で始まった物語なので、

「どのくらい頑張った?どのくらい向上した?」

いつもいつも自分を評価して、ダメ出しをして、謙遜して、

なかなか自分を認めてあげることのできない「わたし」が居ます。

 

 

 

でも、「それって本当?」

 

少しだけ、振り返ってみてください。

人生の中で気づくといつも繰り返している

「憂鬱なパターン(ストーリー)」、「悲惨なストーリー」はありませんか?

あなたがすんなり幸せになることを妨げている「前提」はありませんか?

 

 

私には、たくさんありました。

例えば、

「ひどく責められて、泣きながら努力して、少しだけ成長して、また別の人に責められて…」

私を責めてくれる「敵」を登場させては、少しばかりの成長の糧にしていました。

 

 

でも、「敵が居なくても成長しても良いんじゃない?」

そう気づいた時に、少しだけ世界が変わりました。

そして、別の選択肢に気づいたり、

別の選択肢を探したり造ったりすることができるようになりました。

 

そして「幸せになる!」と決めること、幸せになる許可をすることができるようになりました。

 

 

少しだけ自分の持っている、信じてきた「前提(常識や当たり前のこと)」を

振り返って気づくこと、

そして別の選択肢を選ぶことで、

見える世界も物語も変わっていきます。

 

 

最初から幸せなお姫様が居て、王子様が居て、大好きな仲間が居て、幸せをどんどん拡げていって…

そんなストーリーも素敵ですね。

 

photo credit: nickirp via photopin cc

photo credit: nickirp via photopin cc