私がカウンセラーになった理由(くれたけ#8)

 

今日はくれたけ心理相談室のお題をテーマに書かせていただきます。

8つ目のお題は…

「あなたはどうしてカウンセラーになられたのですか?」です。

♡

 

私が「カウンセラーになりたい」と思ったきっかけは、

中学生までさかのぼります。

家族が心の悩みで苦しんでいる姿を見ていましたが、

当時の私には為す術がありませんでした。

いろいろ調べて行く中で、

心のことで悩んでいる方々が大勢いらっしゃることを知り、

カウンセラーになることを決めて、心理学を学べる大学に進学しました。

 

 

進路を決める際に、いろいろ悩みましたが…

精神保健福祉士という資格をとって、

心の病で悩んでいる方のお手伝いをしようと決めました。

 

 

それから、精神科病院や障害者の就労を支援する施設や相談支援事業所で相談員として働きました。

相談員(ソーシャルワーカー)の役割としては、生活全般の多岐にわたるご相談をお聞きし、

退院援助から利用者の方と一緒に生活環境を整えていくこと、

また就職や経済的な支援を得るためのお手伝いなどが主な業務でした。

 

 

10年以上ソーシャルワーカーとしての仕事に携わって、

私は本当にお話を聴くことが好きだし、

少しでもその方の幸せに繋がるお手伝いをさせていただくことが、

私の喜びだと気付きました。

 

 

また、私自身も辛い経験が重なり、クライエントとしてカウンセリングを受けました。

回復したことで、改めてカウンセリングについて実践的な学びを深めていきました。

 

 

そして、少しずつ…ソーシャルワーカーをしながらも、

お一人お一人との関わりの中でカウンセリング的な内容や、

就労支援の場面ではコーチング的な関わり方など…

「心」に深く関わる業務内容が増えていきましたし、

そういうことがとても大切だと思うようになりました。

そして、私に心を開いてくださって、

様々な心の悩みを打ち明けてくださる利用者様も増えていきました。

 

 

ソーシャルワーカーとしての経験、

そしてその中で私に心を開いてくださる方々に出会えたことで、

ようやく私は「カウンセラーになる」ということを、

自分に許可できたような気がします。

 

また、その覚悟もようやく出来てきた頃、

相談室を持つことができる環境が整い、くれたけに所属するという機会…

様々な奇跡や支えを得て、こうしてカウンセラーとして仕事をさせていただいています。

 

 

今も毎瞬、クライエント様と関わらせていただくことが私はとても嬉しくて、

多くのことを学ばせていただいています。

私がカウンセラーになりたいという夢を後押ししてくれたのも、

私に出会ってくださった利用者様方でした。

私はカウンセラーになった…というよりも、

カウンセラーにしていただいたような気もしています。

 

 

これからもカウンセラーとして、

クライエント様のお幸せのための手伝いができることに感謝しながら、

活動していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

はやしカウンセラー

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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