「感情」に振り回される~感情との付き合い方①~

 

不安に飲み込まれてしまう、

怒りが爆発してコントロールができない、

〜が怖くて困っている…

などなど、自分の感情について悩んでいる方も多いかもしれません。

私も上記の3つ、すべて経験があります。

 

 

「嫌な感情」が湧いてきてしまい、

コントロールができなくて表出してしまい、

そんな自分を責めてしまう…とても辛かったように記憶しています。

 

 

「嫌な感情」…とは?

一般的に、怒り、悲しみ、不安、焦燥感、憎しみ…

これらは「ネガティブな感情」とし、

喜び、安らぎ、慈しみ、嬉しい…

こちらを「ポジティブな感情」と分けられることが多いと思います。

 

 

文化的なこと、また感情自体が不快を伴う等の理由などで、

「感情」にネガティブやポジティブ、

良いとか悪いと区別されていますが、

そのために、「感情のコントロールができない」という悩みが大きくなっているように思います。

 

 

感情がわいてくることは自然なことです。

それ自体に「良い」「悪い」という価値判断をして、

抑圧しようとしたり、罪悪感を感じる必要はないと思います。

 

むしろ「〜な感情を出してはいけない」と思うこと、

そう言われることで、

「〜な感情」にフォーカスしてしまい、

「〜な感情」がわいてきやすくなってしまいます。

 

 

それでも、一般的にネガティブとされている「感情」がわいてくると、

不快だったり状況によっては困ることもあるかもしれません。

そのような「感情」とうまく付き合っていく方法として…

 

 

「感情」に良いとか悪いとか判断を加えない。

 

その「感情」をただ眺めてみる。

「私は今、〜な気持ちなのね」等、他人事のように、

感情をあるがままにしておく。

 

 

まずはこのステップを試してみてください。

 

少しずつ、「感情」との付き合い方がうまくなり、

その「感情」がわいてくる頻度も減っていくと場合が多いと思います。

 

また他の方法もご紹介していきたいと思います。

 

 

「猫は良いもの」「犬は悪いもの」のように、

判断することもその必要もありませんよね。

感情もそのように、判断する習慣を手放すことが重要だと思います。

 

また感情に関わらず、価値判断を少しずつでも手放していくと、

見えてくる世界、過ごしやすさが大きく変わっていきます。

犬と猫

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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