扉が開いた!

どんなに一生懸命努力をしていても、うまくいかない…そんな時はありませんか?

自分では「これこそが自分の進むべき道だ」と信じて努力をしていても報われない…
もしかしたら、それは「あなたの道は、こちらではないよ」というサインかもしれません。

 

「扉はいつも開いている」
信頼しているセラピストの方が仰っていました。

私たちがそのことを知らなかったり、
気づいていなかったり、
うすうす気づいていながらも避けてしまっていたり、
その先の「幸せ」に向かって進むことを恐れている…等々の理由で、
「開かれた扉」の方に進めないことがあるようです。

 

では、どうしたら「道をひらいていく」…
幸せになるための扉を進んでいくことができるのでしょうか。

 

「いま」、与えられていることに真摯に取り組むことが大切だと思います。
これは私もまだまだ出来ていないところだらけですが、
禅について、さまざまな瞑想等を学んでいくと、
「いま」に生きることの大切さを感じます。

 

半年ほど前に大きな挫折感を味わった私ですが、その頃は、
「これは私にはふさわしくない」、
「私は~は向いていない」、
「こんなことは必要ない」などなど…
いろんなプライドやアイデンティティを自分に張り付けて、
「いま」目の前にあることに真摯に取り組もとしませんでした。
そのような取り組みの中で、私自身も、きっと私の周りの方々も…誰一人幸せではない状況だったと思います。
私自身、苦痛しか味わうことはできませんでした。

 

「いま」、一生懸命取り組んだ上で、まったく喜びがわいてこないということであれば、
その時に、辞めれば良いのかもしれませんね。
中途半端な取り組みだけで中断してしまうと、
「もっと頑張ればできたのでは?」などの後悔を生み出してしまうこともあります。

 

また「誰かが自分がそのことをすることを求めてくれている、必要としてくれている」
このようなことも、重要なサインかもしれません。

(この点では、「求められる」ことで自分の価値を維持しようとしている…そのような動機であるかどうかは、注意が必要です。)

 

そして、扉の先に進んだ時には、
「私はここを求めていたんだ」と、
はっきりと「あなたの心」が教えてくれます。
自然と喜びや幸せがあふれてくるような感覚を味わうことができるのだと思います。

 

「扉はいつも開いている」

扉を探したり、
力づくでノックをしたり、
無理やりこじ開けようとしたり…そんな必要はもうないんですね。

もしかしたら「扉」という定義すら、必要ないのかもしれませんね。

扉はありません

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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