グラウンディング~練習編~

「グラウンディング」について、さまざまな認識があると思いますが、
私は「地に足をつけて、しっかりと現実を生きること」と考えています。

 

思考に囚われていたり、過去や未来に心を置きすぎたり等々の原因で、
グラウンディングがきちんとできていなかったりすると、
「今」を生きていない、
生きている実感がもてない等の感覚があるかもしれません。

グラウンディングを意識することで、
自分の「軸」が定まり、自分自身がぶれなくなる、周りの影響を受けにくくなる…
などなどのメリットも考えられます。

 

具体的な方法としては、瞑想やヒーリング、ヨガやウォーキングなど様々な方法があります。
簡単にできて、身体にも心にも実感できる方法を試してみました。

 

「砂場を裸足で歩く」ことです。
※鋭利なものを踏んでしまう事で足を怪我する危険もあるので、十分ご注意ください。

 

私も教わって今回、初めてやってみました。
ただただ砂場を歩きます。
足の裏からいろんなことを感じることができます。
しっかり地面を踏みしめていると、これほど実感できたことはなかったかもしれません。

意識しなくても、思考などが脇に置かれて、
自分自身とニュートラルに対話できているような感じもしました。

 

直後から、冷え性の私ですが足の裏からふくらはぎまでポカポカになりました。
そして、翌日、歩いた時には足の軽さを実感しました。
それでいて「自分の足で歩いている」ことも体感できました。

グラウンディング

どんなことがあっても、共に生きてくれる「わたし」と、
「私の身体」を大切にすること、
上手に付き合っていくこと、
身体があるからこそできる体験を楽しむこと…

そのためにほんの少し時間を注ぐだけで、
「いま」や生き方も、変わっていくのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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