目の前のことを丁寧に取り組むと…

「どうしてこんなことを私がしなきゃいけんだいんだろう」
「こんなこと何の役にも立たないのに、やりたくないなぁ」
「私にはもっと相応しい場所があるはずなのに…」
などなど…目の前のことに不平不満を抱くことがあると思います。

 

今の「わたし」にとって、くだらないことのように見えるかもしれませんが、
目の前のことに丁寧に取り組むと…
少し経ってから、もしくは何年も経った後、
「このために必要な経験だったんだ!」と気づかれることも多いのだと思います。

 

偶然のように思える出会い、依頼された仕事、ちょっとした日常の雑事(のように思えること)…
どれも、「私にとって必要なこと、大切なこと」だと思って取り組むことで、
起こってくる経験や結果等が大きく変わっていきます。

またそのように思って取り組むことで、
「いま」のあなたの心が大きく変わっていることに気づかれると思います。

不平不満を抱きながら取り組むこと、思いを込めて大切に取り組むこと…
抱く「想い」を変えることで、不平不満→喜びに変わっていきます。

 

そう、目の前のことに丁寧に取り組むことはすべて
「わたし」のため…「あなた」ご自身のためなのだと思います。

 

そして、目の前のことに丁寧に心を込めて取り組むことで、
別の扉が開くことも多いのだと実感しています。

やりきることで、次のステージにステップアップすることができるのかもしれませんね。

頂き物のガーベラさん

今日はいい感じに曇り空だったので、仕事の合間に相談室の玄関の草取りをしていました。
「あれ?私、意外と草取り上手だったんだ〜」と発見しました。
(自画自賛ですが)

 

そういえば、以前の職場で草取りをする機会があったことを思い出しました。

就労継続支援B型という障害のある方の就労の訓練の場所で、
相談員兼就労支援員として勤務していた頃、
訓練のための作業の一環として草取りもしていました。

 

当時は、「相談員なのに草取りかぁ」などと、ちょっとした不満をいだいていましたし、
また草取りが自分のためになることだとは考えていませんでした。

今日、「あの時の草取りが今に活かされている」ことに気づきました。

 

また振りれば、その職場ではいろいろな作業に取り組みましたが、
それぞれに利用者様の輝く「素晴らしさ」を見つける機会にもなっていたことを思い出しました。
もちろん草取りもその1つです。

無駄なことって何一つないのかもしれないと、しみじみ実感。
草取り、そして草のおかげで得た今日の気づきでした。

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

目の前のことを丁寧に取り組むと…” に対して2件のコメントがあります。

  1. 渡邉王幸 より:

      先日はありがとうございました。
    おかげさまで、前向き加減?がアップしてきています!

     「目の前のことに丁寧に取り組む」「思いを込めて大切に取り組むこと…」

     「一期一会」という言葉を思い出しました(無学なのでちょっとニュアンス間違ってるかも?)。
    何事もないがしろにせず大切にしてゆけたら、どんなに豊かな人生にできるだろう?
    そんなふうに思います。

     一つ思い出しました!
    仕事についてのみですが、「できることは、できるだけ!」「できることを、できるだけ!」。
    かつては、そんなふうに考え、取り組んでいた自分がいたことを、、、、、。

     思えば大きな落し物です。

    今の自分は、それを拾いに戻って歩く途中かな、、、、、(苦笑)。

    1. 林加都江 より:

      渡邉王幸様

      こちらこそ、先日はどうもありがとうございました。
      コメントもくださり、ありがとうございます。

      そして、前向きになられているとのご報告をいただいて、私もとても嬉しく思います。

      「できることを、できるだけ」…素晴らしい言葉を、ありがとうございます。

      渡邉様のますますのお幸せを心からお祈りしています。

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