心と身体には密接な関係があります。

 

誰かに攻撃されないように身構えていると…その緊張感から、身体が硬くなり、動きにくさを感じるようになるかもしれません。
不安を抱えている時には、胃腸の不調を感じるかもしれません。
自分に自信がない時、気分が滅入る時には、猫背になって身体を縮めているのかもしれません。
思うように発言したり表現したりすることが難しいと感じる時、喉の不快感を感じるかもしれません。

 

身体は私たちの「こころ」を表す鏡の役割も担ってくれています。
自覚していない不安、悩み、葛藤…それらを、身体は痛みや強張り、不快感…さまざま方法で表現をしてくれています。
それは、「心のサイン」でもあります。

 

特に周りのことを優先的に考えるタイプの方、
「私が我慢をすれば、丸く収まるから…」と我慢をする癖のある方は、
ご自身の「心の声」を後回しにしてしまったり、
「心の声を聴く」という習慣がない方々も多く見受けられます。

「心の声に耳を傾ける」ということも勿論とても大切なことですが、
まずは身体の発している「心の声」を受け取るということも良い方法かもしれませんね。

 

また、あまりに深い悲しみや激しい怒り、不安などを抱えている時には、
ご自身の「こころ」と向き合うことが難しい場合もあるかと思います。

そのような時にも、まずは身体を労わってあげる…
そのことで、「こころ」も緩みますし、余裕(スペース)も生まれてくるので、
その後でご自身の心の課題や感情に対して取り組むという方法も選択肢の1つだと考えています。

 

 

方法としては…
大切なご自身の身体に意識を向けて、痛みや不快感を解消するよう試みます。
例えば、ストレッチ、ヨガ、ウォーキング、ゆっくり湯船につかる、整体やマッサージに行く、お昼寝を取り入れてみる…
簡単にできそうなこと、身体が喜びそうなことならどんなことでもOKです。
ご自身に合っているかということが大切なので、負担にならない程度に、いろいろ試してみてくださいね。

 

その際に、「この肩こりは…あの上司への憤りが原因かも?」などと分析を始めてしまうと、
心が苦しくなったり、思考にフォーカスすることになってしまうので、
可能であれ分析や思考は脇に置いておきます。

ただ「肩が凝っている」ということに気づいて認める。
そして、優しい気持ちでメンテナンスをしてあげることをお勧めします。

 

心と身体は繋がっているので、身体を労わってメンテナンスしてあげることで、
「なんだか心が軽くなった」
「少し不安が解消されたみたい」
「外出が億劫じゃなくなった」などなど、
心にも良い効果が現れるかもしれませんね。

 

また、ご自身のことを後回しにするタイプの方や、
「なかなか自分を愛せない、大切に思えない」という方も、
身体を大切にするという行為、そしてそれが習慣になっていくことで、
ご自身を大切にすることや愛することにも繋がっていくのだと思います。

 

 

 

一昨日、久しぶりに身体のメンテナンスをしていただきました。
施術中は…痛みと不快感を予想以上に感じました。
ついつい「時間がないから」とか「暑いから」とか…いろんな言い訳をして、
身体を大切にしなかったためだなぁと反省しています。

 

今回、私の身体をメンテナンスしていただいた1番の効果は…
「視野が拡がった」ことでした。

視野が拡がったことで、ゆとりを持って日々を暮らせることができること、
また先入観も軽くなったように感じています。

また、身体をゆるめていただいたおかげで、
「緊張している、強張っている」ということにも気づきやすくなり、
意識的に力を抜くということができるようになりました。

 

心の専門職をさせていただいていますが、
やっぱり身体も大切だし、「心と身体のバランス」ということの重要性もひしひしと感じています。

たくさんの気づきを、ありがとうございました。