「カウンセラーになる」と決めた時のこと(くれたけ#47)

今月もくれたけ心理相談室のカウンセラークエスチョンに取り組みました。

 

「カウンセラーになる」と決めた時のこと

 

小さい頃から、辛そうな家族の背中を見ながら、
「そういう人のお手伝いがしたい」
と、漠然と思っていました。

中学の時に、カウンセラーという仕事があることを知って、
「これだ!カウンセラーになりたい」
と思って、臨床心理士を目指して大学で心理学を学びましたが…
いろいろな理由で精神保健福祉士になって、精神障害のある方々の相談業務に就きました。

ここで学んだことは本当に大きくて…
今も私の中で生きているし、「寄り添いながら、話を聴く」ということの基礎はここで築いたのだと思います。

 

30代になり、自分自身が心の悩みを抱えて、
自分一人の力ではどうにもならない壁にぶつかりました。

その時に救われたのは、カウンセリングなどの心理療法や、ヒーリング等がきっかけでした。
「カウンセリングって、本当に効果あるんだ」
…遅ればせながら、自分自身の経験を通じて、実感し、
「やっぱりカウンセラーになりたい」
そんな風に再び強く思うようになりました。

 

その後、
「カウンセラーになる!」
と、決めたのは、本当に突然で…まるで空から降ってきたように、決断しました。

 

それからは、「日本で最も実践的にカウンセリングが学べる場所はきっとここだ」と思い、
矢野惣一先生からカウンセリングを学び、
その時に出会ったカウンセラー仲間から、
くれたけ心理相談室の竹内社長との出会いのきっかけをいただき、
10年以上勤めていた医療法人を退職でき、
カウンセリングルームも自然に借りることができるようになり…
「決めた」後には、
必要な出会いや、物理的なことも含めて環境が自然に整っていき…
今に至ります。

 

「カウンセラーになりたい」と願い、学ぶだけだった日々は20年くらい、
「カウンセラーになる」と決めてからは、2年くらいで実現しました。

振り返ると、「決める」こと「覚悟する」ことの大切さをしみじみ実感します。

林加都江カウンセラー

今、こうして自分が在ること…いつも支えてくださっている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

#47「カウンセラーになる」と決めた時のこと

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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