今年度初のくれたけ心理相談室からのカウンセラークエスチョンに取り組みました。

 

あなたの「人に言えない変なところ」をそっと教えてください

 

変なところ…いろいろあるのですが、その中から1つご紹介しますね。
過去形になりつつはあるのですが…
「フルメイクでないと、人前に出られない」ことです。

 

家族以外の人にノーメイクでお会いすることは、ほぼできませんでした。
もうすっぴんをお見せすることが怖くて怖くて…
アイライナーをひけなかっただけで、その日は一日中、人と目を合わせることが辛くて辛くて…
そのくらい、自分の素顔を見せることが恐ろしかったのです。

 

それが、去年の秋頃、少しずつ顔にかゆみと発疹が出始めて、
最終的には顔全体が真っ赤に染まり、まぶたは腫れて、目が開けづらく視界が半分になり、
頬もぱんぱんに腫れて、唇が裂けてしまうことも多々あるような、原因不明の皮膚炎になりました。

その頃から、強制的にアイメイクが出来なくなり、ファンデーションも軽いお粉のみになり、
眉だけはメイクできたものの、「ほとんどノーメイクでの生活」を強いられることとなりました。

 

これは…実はフルメイク(完全装備)でないと人前に出られない私にとっては、過酷な日々でした。
心身の内外から様々な対策をして、祈りながら夜は眠るのですが…
朝になると、どんどん炎症がひどくなる肌を見ては、涙をこらえたりしていました。

 

でも、こういう状態になったからこそ、たくさんのことに気づくことが出来ました。
いかに私は他人の目を気にしていたかということ、
顔の皮一枚で「自分が嫌われてしまうのではないか」と恐れていたこと…
それは、他人の評価にひどく怯えていたということであり、
自分自身に対する信頼度がいかに低かったのかということと言えます。

そんな自分自身に気づき、向き合うための良い機会になりました。

 

毎日、そんな自分の弱さと思い込みと向き合いながら、
私がどんな顔をしていても、態度を変えることなく、
むしろ心配すらしてくださる周りの方々に救われる日々でした。

自分と向き合いながら、自分自身を受け入れること、
周りの方々に「どんな私」でも、受け入れてもらうことで、
「どんな自分でもOK」を練習する日々でした。

 

ようやく最近になって原因もほぼ判明して、皮膚炎も少しずつ落ち着いてきました。
弱い私にとってはなかなかハードな日々でしたが、
おかげさまで「ほぼノーメイクでも人前に出る」ことが怖くなくなりました。

辛い辛い皮膚炎でしたが、たくさんの気づきと成果を得ることが出来ました。
自分自身のことも、周りの方々への信頼度も高まり、
今まで以上に、ありのままの私で居られるようになったように思います。

また食生活や身体との付き合い方についても、省みて、学ぶ良い機会を得ることが出来ました。

 

まだまだ鏡を見ては、炎症に「ひゃー」とショックを受けて憂鬱になることもありますが、
なかなか開き直れない「わたし」にも気づいて認めながら、
これからも、こんな「わたし」と、
どんな「わたし」でも、あたたかく見守ってくださる周囲の方々とも、
良い関係を築いていきたいと思います。

いつもいつもありがとうございます。

森で休む林カウンセラー

この写真は皮膚炎になる前ですが、汗だくになって山に登った後なので、ほぼすっぴんの状態です。

「すっぴんの状態をとても恐ろしいこと」だと決めつけていたことも、
周りの方々に対して過剰に防衛していたことも、
すべて私自身の「こころ」が作り上げてきたドラマなんだなぁと、今なら感じることが出来ます。

 

#62  あなたの「人に言えない変なところ」をそっと教えてください