批判されたと感じた時に…①

「批判される」ということに悩んだ時期がありました。
何をやっても批判されるし、怒られるし…
「あ~、私やっぱりダメだぁ」とよく落ち込んだものでした。

雨上がり

でも、少なからず批判されること、もしくはアドバイスをされることは、
避けられないことでもありますよね。
特にこれから新しい環境で新しいことを始める方も多いと思いますが、
新しい環境では教わることから始まります。

 

ある程度、批判されること、アドバイスをされること、ダメ出しをされること…
それらのことが避けられない場合、
「どう受け止めるか?」ということが大切になってくると思います。

 

まずは相手が「~ではなく、~しなさい!」などと、
こちらの言動を改善するような発言をされた場合に、
「批判」と受け取るのか、
「アドバイス」と受け取るのか、
または「愛のむち」等として受け取るのか…などの場合が想定されます。

 

同じ状況でも、受け取り方次第で、
まったく違う場面になっていきます。
まるで違うストーリーにもなりますね。

 

もしも選択できるのであれば…
「批判」、「責められている」と受け取り、自分が被害者であると落ち込むことよりも、
「アドバイス」などと受け取り、前向きに今後に活かしていくことを選択する方が、
より過ごしやすく、より建設的に日々を送ることができるのではないでしょうか。

 

では、どうしたら受け取り方を変えることが出来るのか?

相手の言葉をどう受け取るかについては、
①自分の過去
②自己評価や自分への愛情
③どこにフォーカスするか
などの影響を受けるのだと思います。
(他にもあると思いますが、まずはこの3点について)

 

①自分の過去
については、「ストーリー」を振り返るという記事でも書かせていただきましたが、
過去を振り返ることで、何度も繰り返しているパターンに気づくこと、
そして、そのパターンを脱するという選択をすることができます。

「批判にまつわるパターン」はありませんか?

私は…
批判される、ダメ出しされる
→「こんな私ではダメ!」と、躍起になって頑張る
→少しできるようになる
→違う点を批判される…
などのパターンを繰り返していました。

結果的には、
「批判されることで、意欲が出て、少しレベルアップする」という、
前向きにも捉えることのできそうなパターンでもありますが、
批判されることなく、
「喜びから意欲を出して、大きく成長する」という選択だってできるはずです。

このように、繰り返しているパターンに気づくことで、
違う受け取り方を選択することができるようになります。

 

「②自己評価や自分への愛情」「③どこにフォーカスするか」については、
また後日、書かせていただこうと思います。

 

心地よい春が訪れ、あなたの日々もあたたかく素晴らしいものでありますように。

桜

 

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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