「特技がない」と思っている、あなたへ①

「自分には特技なんてない」
「自分の長所が分からない」
「夢中になれることがない」…
等々のお話を、お聴きすることがあります。

 

大人になる過程で、いろいろな価値観を身に着けたり、時間の制約がある中で、
「自分の時間」を持てることが少なかったり、
そういう時間の使い方に不慣れな場合もあるように思います。

学校を卒業したら、就職して、いつのまにか家庭を持って毎日忙しくって…
趣味を持てないという方も多くいらっしゃいますよね。

 

特技を思い出す1つ目の方法として、まずは「子どもの自分に戻ること」があげられます。

子どもの心を思い出す

 

◎や×、損か得か、必要か不必要か…などのジャッジを持つ前の「わたし」、
「こういう大人が素晴らしい」「常識的」などの定義等を持つ前の「わたし」…

様々な価値観や思考を持つ前の「子どもの頃の私」に、聴いてみてください。

 

どんなことに一生懸命になっていましたか?
どんなことが大好きでしたか?
どんな性格でしたか?
なにをして遊んでいましたか?
どんな夢を持っていましたか?

 

子どもの頃の想いを実現させよう…ということではなく、
(もちろんそれもOK)
その頃、心がときめいていたものをヒントに、
「いま」できることを実行してみるということをお勧めします。

 

その際に、「うまくできたか」などの結果や評価を脇に置いて、
どうかご自身の「こころ」の声に耳を傾けてあげてくださいね。

他者の目も声も、どうか聞き流してください。

 

そんな風にあなた自身との時間を大切にすること、
あなた自身、そしてあなた自身の想いを大切にすること、
それはきっと「いま」に生きてくる大切なきっかけになるのだと思います。

 

他にも「特技を見つける」「自分を好きになる」ヒントを折に触れて書かせていただこうと思います。
もしも少しでもお役に立てれば、幸せです。

投稿者プロフィール

藤原 加都江 
藤原 加都江 心理カウンセラー(精神保健福祉士)
豊橋カウンセリングルームの他、近隣地域でのカフェカウンセリングや訪問カウンセリングをご提供しています。またスカイプ等のオンラインカウンセリングにも対応いたします。(H30年に公認心理師試験合格)

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