「こんなこと言ったら、嫌われちゃうんじゃないかな」
「こんなことしたら、迷惑じゃないかな」
「自分の気持ちを主張するのは、ワガママだって思われるんじゃないかな」
「私さえ我慢すれば、丸く収まるから…」
「あの人が不機嫌なのは、私のせい?」
「彼が喜んでくれることだけが、私の幸せだから」…

気がつくと、いつもいつも「自分」のことよりも「他人」のことに気を配っていたり、
優先させている方は多いのではないのでしょうか。

もしかしたら、「他人を優先させている=他人軸」であることが習慣になっていて、そのことにも気づいていない方も多いのかもしれません。

いつも自分を押し殺して、我慢してストレスを貯めて、
爆発してしまう(キレてしまう)、
病気になってしまう、
何もしたくなくなる…
様々な不調やトラブルが起こり始めるかもしれません。

「わたし」が分からない

そのような時に、
「なんとかしなくてはいけない」
と思うのだけれど、
どうすれば自分が心地良いのか、
どうれば自分がゆっくり休めるのか、
どんなことが自分の喜びなのか…
「自分のことが分からない」ことに気づくこともあるでしょう。

自分の気持ちや想いを脇に置く習慣を続けていると、
自分の気持ちが分からなくなる、
やりたいこと、楽しいことが分からない…
そんな風に気づかれるかもしれません。

「わたし」を思い出す

すぐに自分の気持ちが分かるようにはならないのかもしれません。
でも、今まで長い時間、数年、数十年続けてきた習慣を変えるためには、少しだけ練習を継続する必要があります。

①なにかを行う前に、自分の「こころ」に聴く
「べき」、「やらなきゃいけない」、「常識」を前提に行動をするのではなく、あなたの「こころ」に聴いてみてください。
例えば、「〜をしようと思うんだけど、どうだろう?」、「どんな風に過ごしたい?」などなど、問いかけ方は自由です。

②「こころ」の声を待つ
すぐには「こころ」は反応しないかもしれません。
大切な友達に問いかけるように、ゆっくり待ってあげてください。
このような時間…なによりも「こころ」を優先させることは、「自分自身を大切にする」ための第一歩になります。

③「こころ」の声って?
それは「ちょっぴりワクワクした感じ」かもしれません。
「胸が少しあたたかくなる感じ」かもしれません。
「少し鳥肌が立つ」ような感じかもしれません。
「こころ」は感情、全身を使って、あなたに声を伝えようとするでしょう。

④「こころ」の声を受けとる
「こころ」の声が届いたら、◯や×、常識等にあてはめてジャッジすることなく、「そうなんだね」と受け止めてあげましょう。

このように、「こころ」の声を聴く練習を続けていくと、やりたいこと、ワクワク感…などなど、湧き上がってくる想いに気づくことができるようになり、本来の「わたし」を思い出していくことができるようになるでしょう。

「わたし」を表現する

本当の「わたし」が分かるようになってきたら、まずは安心できる相手に「わたし」の想いを伝えていきましょう。
少しずつで大丈夫です。
最初は少し怖いかもしれません。
「怖いな」と思うあなたの気持ちを大切にして、
できることから、できる時には、伝えてみてくださいね。

少しずつ「わたし」を自然に表現することができるようになっていくでしょう。

「自分軸」で生きる

「わたし」を思い出すこと、「わたし」を表現すること…
練習を続けていくと、意識をしなくても本来の「わたし」で過ごせるようになります。
他人軸ではなく、自分軸で生きていくことができるようになるでしょう。

「自分の想いを大切にする」ことができるようになると、
無理をすることなく、
「犠牲になっている」と思うことなく、
目の前の「相手のことも大切にする」ことができるようになります。

自分軸で生きることができるようになると…
◎他人の評価や機嫌に振り回されることがなくなる
◎本当にやりたかったこと、天職もみつかりやすくなる
◎活動的になる、健康になる
◎自分のことを愛せる(他の人も愛せる)
◎出来事や状況に関わらず、安心感や平穏、幸せな気持ちを維持しやすくなる

きっとこれまでとは違う景色をみていくことができでしょう。

空から見た景色

あなたがより素晴らしい人生を過ごしていかれますように。

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