ゾウもキリンもライオンも…みんなそれぞれ個性があって、
どっちの方が素晴らしいとか劣っているとかもなくって、
みんなみんな「素晴らしい」って思う。
でも、自分自身のことになると、いつも誰かと比べて…認めてあげることができない。

私もずっとずっとそんな想いを抱いていましたし、今でもふと、そこに帰ることがあります。

 

ずっとずっと小さな頃から、「うまくできたら、褒められる」
良い点数がとれたら、称えられる…

ある特定の能力が高いこと、競争に勝ち続けること、容姿などが整っていること…
そのような条件づけの上で、誰かと誰かを比べて、
「価値がある」もしくは「価値がない」、
「勝った」、「負けた」とジャッジをされてきたし、
同時に自分自身もジャッジをし続けながら多くの人は過ごしています。

 

これを続けていると、
勝ち続けなければいけない、
失敗は許されない…
いつもいつも綱渡りをしているような緊張感に苛まれ、
生きているだけでも辛い…そんな風に疲弊してしまう方も多いのではないでしょうか。

 

特に幼少期の家庭環境の中で
「いつも怒られてばかりだった」
「褒められたことが思い出せない」
「優秀なきょうだいと比べられてばかりいた」
そのような状況の中で育つと、
「自分には価値がない」、
「うまくできない自分には価値がない」…
そんな風に思う習慣がついていることがあります。

そのような場合には、
どのような出来事に対してもほとんど自動的に「自分がダメだから」など、
自分を責めてしまい、どんどん辛くなる…意欲がわかない…
そんな悪循環を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、どうしたら自分には価値がないと責め続けることから解放されるのでしょうか。

 

まずは、ほとんど自動的に起こってくるジャッジ、それに伴い自分を責める想いに気づくことが大切です。

 

例えば、仕事で成果を出している同僚が居て、思考が開始したとします。

「あの人はいつも仕事で大成功して」(←ジャッジ開始)
「それに比べて、私はいつも失敗ばかりで…」(←ジャッジ&責める想い開始)
「なんでこうダメなんだろう。こんな自分ヤダヤダ」(=落ち込む)

このような考え方の流れの中で、
できるだけ早い段階で(ジャッジを開始した頃)、
まず「気づく」こと。

 

でも、「ジャッジを辞めなきゃ!」と思うと、
むしろジャッジに没頭してしまうことにもなってしまいます。

なので、「ジャッジを始めたことに気づいて、少し離れてみる」
そんな風に眺めてみることができるように意識をしてみてください。

そうすることで、「責める想い」に突入することなく流せるかもしれません。
最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、
練習していくことで、少しずつでも成果は出てくると思います。

 

先ほどの例に「ジャッジに気づく」工程を+します。

「あの人はいつも仕事で大成功して」(←ジャッジに気づく)
「あ、ジャッジし始めてる。……」(←想いを眺めてみる)
「そっか、私、うらやましいなって思っているのかもね」
(=自分の思いに気づいてあげることができた)

例えばこのように、「気づく」という間合いを入れることで、
自分を責めるという習慣的になったパターンに流されないことも増えてくるのだと思います。

 

悪循環のパターンにはまらない、「例外」を繰り返すことで、
少しずつ「私には価値がない」という想いを抱くことも減っていく…
そんな流れをイメージしていただけると良いと思います。

 

もしも難しいと感じられた場合には、
悪循環になってしまいそうと気づいた時点で、
1度で良いので「深い呼吸をしてみる」。
そのような少しの間合いを取ることも、
パターンを変える第1歩になると思うので、
良かったら試してみてくださいね。

または自分一人では難しいと感じる場合には、
信頼できる人と一緒に、「想い」をみていくとやりやすいかもしれません。

 

いつも自分を責めてしまう、「価値がないから」という想いを抱いてしまい辛いと感じる方々、
少しでもお気持ちが楽になっていただけると幸いです。

ペンギンの家族

 

「鳥=飛ぶ」という一般的なパターンを大きく覆した、「ペンギン」。
私の大好きな動物の1つです。